Claude Code で
スマホ・ウェブアプリ開発を
ゼロから始める
開発環境が何も入っていない Windows PC からスタート。順番どおりに進めるだけでセットアップ完了。
0 このガイドについて
このリポジトリは Claude Code(Anthropic の AI 開発支援ツール)と Codex CLI(OpenAI の CLI エージェント)を組み合わせた スマホ・ウェブアプリ開発の Windows 向けスターターキット です。
Node.js・Git・VS Code・GitHub CLI も未インストールの状態から、 すべての手順をこのガイドでカバーします。
PowerShell(管理者)を使って進めます。 スタートメニューで「PowerShell」と検索し、右クリック →「管理者として実行」で開いてください。
コマンド内の # コメント で始まる行は説明文です。まとめてコピーしても動作に影響はありません。
1 必要なツール一覧
この手順でインストールするツールとアカウントの全体像です。
Claude Code・Codex CLI の実行環境
バージョン管理ツール
コードエディタ
gh コマンド。GitHub 操作に使用
バナー画像生成のみ使用
Pro / Max プラン(claude.ai)
Codex CLI 認証用。無料 OK
コード管理・テンプレート作成
2 Step 1 winget を確認する
Windows には winget(Windows Package Manager)という標準ツールがあり、 コマンド一発でアプリをインストールできます。まず使えるか確認します。
PowerShell(管理者)winget --version実行するとこのような結果が返ります。
バージョン番号(v1.x.xxxx)が表示されれば OK です。
「コマンドが見つからない」と表示された場合:Microsoft Store で「アプリ インストーラー」を検索して更新するか、Windows Update を実行してから再試行してください。
3 Step 2 開発ツールを一括インストールする
以下のコマンドをまとめてコピー&ペーストして実行します。インストール済みのものは自動的にスキップされます。
PowerShell(管理者)# Node.js LTS
winget install -e --id OpenJS.NodeJS.LTS
# Git
winget install -e --id Git.Git
# GitHub CLI(gh コマンド)
winget install -e --id GitHub.cli
# VS Code
winget install -e --id Microsoft.VisualStudioCode
# Python(バナー生成が不要なら省略可)
winget install -e --id Python.Python.3.12インストール後は必ず PowerShell を閉じて開き直してください。新しくインストールしたコマンドは、再起動しないと認識されません。
インストール確認
PowerShell を開き直してから以下を実行します。
node --version
npm --version
git --version
gh --version
code --versionすべてにバージョン番号が表示されれば OK です。
4 Step 3 VS Code をセットアップする
VS Code はコードを読み書きするメインのエディタです。ターミナルも内蔵しているので、Claude Code もここから起動します。
## このリポジトリについて
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VS Code を起動する
スタートメニューで「Visual Studio Code」と検索して起動します。
日本語化する(任意)
左サイドバーの拡張機能アイコン(🧩)をクリックし、Japanese Language Pack を検索してインストール。再起動後に日本語化されます。
ターミナルを開く
Ctrl + `(バッククォート)でターミナルが開きます。ここから claude コマンドを実行します。
5 Step 4 GitHub をセットアップする
GitHub アカウントを作成する
github.com でアカウントを作成します。すでにある場合はスキップしてください。
gh コマンドでログインする
gh auth login対話式の選択肢が表示されます。矢印キーで選んで Enter を押します。
ブラウザが開きます。表示された 8 桁のコードを入力して GitHub にログインします。
ターミナルに表示されたコードを入力して認証してください。
認証が完了するとターミナルに戻ります。
Git のユーザー情報を設定する
git config --global user.name "あなたの名前"
git config --global user.email "your@email.com"6 Step 5 Claude Code をインストールする
Claude Pro または Max のサブスクリプションが必要です。claude.ai でプランに加入してからインストールしてください。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code起動と初回ログイン
VS Code のターミナル(Ctrl + `)で実行します。
claudeVS Code のターミナルから起動するのがおすすめです。Ctrl + ` でターミナルを開き、claude と入力するだけで起動できます。
7 Step 6 Codex CLI をインストールする
このスターターキットでは実装(コーディング)を Codex CLI に委任します。ChatGPT アカウントで認証するので API キーは不要です。
npm install -g @openai/codexcodex loginブラウザが開くので ChatGPT(OpenAI)アカウントでログインします。
codex login statusLogged in using ChatGPT と表示されれば OK です。
「Failed to create session」エラーが出た場合:PowerShell(管理者)で以下を実行してから再試行してください。
icacls "$env:USERPROFILE\.codex" /grant "$env:USERNAME:(OI)(CI)F"8 Step 7 MCP サーバーを登録する
MCP(Model Context Protocol)は Claude Code が外部ツールと連携するための仕組みです。 Codex MCP サーバーをマシンに一度だけ登録すると、 このテンプレートから作ったすべてのプロジェクトで自動的に使えるようになります。
claude mcp add codex -s user -- codex mcp-server登録確認
claude mcp listcodex が ✔ Connected になっていれば OK です。
Connected にならない場合は Claude Code を再起動してください。登録直後はセッションに読み込まれていないことがあります。
9 Step 8 Playwright をセットアップする(任意)
app-release-promo スキルでリリース告知バナー画像を生成する場合のみ必要です。告知素材を使わない場合はスキップしてください。
# スキルのディレクトリへ移動
cd .claude\skills\app-release-promo
# 仮想環境を作成
python -m venv .venv
# Playwright をインストール
.venv\Scripts\pip install playwright
# Chromium ブラウザをインストール
.venv\Scripts\python -m playwright install chromium
# プロジェクトルートに戻る
cd ..\..\..
10 全体の開発フロー
このスターターキットは 5 つのフェーズで開発を進めます。Claude Code と Codex の役割分担がポイントです。
要件定義
機能の目的・受け入れ基準を整理し docs/dev-workflow/<機能名>/requirements.md に保存。
設計
アーキテクチャ・API 設計・Codex への実装指示を含む設計書を作成。
Claude Code実装(Codex に委任)
設計書の実装指示を Codex に渡してコードを書かせる。差し戻しも同じスレッドで継続。
Codex評価
受け入れ基準の突き合わせ・コードレビュー・セキュリティチェック。不合格なら Phase 3 へ差し戻し。
Claude Codeリリース準備
CHANGELOG・PR 説明の下書き。SNS 告知素材が必要なら app-release-promo スキルへ委譲。
Claude Code11 含まれるスキル
dev-workflow
トリガー:「〇〇機能を実装したい」「この要件で開発を進めて」などで自動起動
- 要件定義→設計→Codex 委任→評価→リリース準備を一気通貫で管理
- 各フェーズで成果物を
docs/dev-workflow/に自動保存 - 評価で不合格なら自動的に差し戻しループを実行
- セキュリティレビュー(OWASP Top 10 視点)を標準搭載
app-release-promo
トリガー:「リリース告知素材作って」「SNS 投稿文作って」などで自動起動
- Instagram / Threads 向け投稿文を複数案生成
- アプリアイコン+キャッチコピーの告知バナー画像(PNG)を生成
- Codex CLI 経由で AI コンセプト画像を生成(オプション)
- 生成物は
release-assets/<アプリ名>/<日付>/に保存
12 実際の使い方
新規プロジェクトを作成する
GitHub でこのリポジトリの 「Use this template」 ボタンから新しいリポジトリを作成します。
gh repo create my-app --template toshimaru-dev/phoneapp-dev-harness --clone
cd my-app
npm installClaude Code を起動して話しかける
機能名: ログイン API
目的: メール・パスワードで認証し JWT を発行する
受け入れ基準を確認させてください:
① 正しい認証情報で 200 + JWT を返す
② 誤ったパスワードで 401 を返す
③ トークンの有効期限は 24 時間
この内容で合っていますか?
フェーズごとに Claude Code が確認を求めます。要件の認識違いをフェーズ初期に潰せるので手戻りが大幅に減ります。
13 Tips & ベストプラクティス
| 場面 | ポイント |
|---|---|
| 要件定義 | 受け入れ基準は「〇〇した時に△△になる」の形で書くほど、評価フェーズがスムーズになる |
| 差し戻し | Codex への修正指示は必ず同じ threadId で送る。新しいセッションを立てると文脈が失われる |
| ループが収束しない | 評価→差し戻しが 3 回を超えたら設計書の粒度を疑う。「設計を見直して」と Claude Code に伝える |
| CLAUDE.md の活用 | 触ってほしくないファイルや使ってはいけないパッケージがあれば CLAUDE.md に明記する |
| VS Code との併用 | Claude Code のターミナルと VS Code を並べておくとコードの確認・手動編集がしやすい |
14 トラブルシューティング
| 症状 | 対処 |
|---|---|
winget が認識されない | Microsoft Store で「アプリ インストーラー」を更新するか Windows Update を実行 |
node / git / gh が認識されない | インストール後に PowerShell を開き直していない。閉じて再起動してから再確認 |
claude が認識されない | npm install -g @anthropic-ai/claude-code を再実行してターミナルを再起動 |
mcp__codex__codex が見当たらない | claude mcp add codex -s user -- codex mcp-server を実行後に Claude Code を再起動 |
codex: command not found | npm install -g @openai/codex を実行 |
| Codex ログインで権限エラー | PowerShell(管理者)で icacls "$env:USERPROFILE\.codex" /grant "$env:USERNAME:(OI)(CI)F" |
gh auth login でブラウザが開かない | gh auth login --web を試す |
Playwright で ModuleNotFoundError | .venv\Scripts\python 経由で実行しているか確認。グローバルの python は使わない |
| Codex が指示と違う実装をした | 新しいセッションを立てず、mcp__codex__codex-reply で同じ threadId に修正指示を送る |